同じST型なのに、真逆の結論になった話
「このまま帰ろう」VS「戻れば済むじゃん」――ST型夫婦の知覚機能バトル。
(※画像の人物は心理機能のイメージです。)
先日、夫とふたりで買い物に行った先で意見が衝突した。
原因は”認知のズレ”。今回は、このすれ違いをMBTIの視点から考察してみる。
結論から言うと、
同じ知覚機能(S/N)を持っていても、出力方向が違うと真逆の結論を出すことがあるのかもしれない。
「このまま帰ろう」VS「戻れば済むじゃん」
買い物を済ませ、さあ帰ろうと車に乗り込んだ時に、わたしたちは駐車場料金を精算していないことに気が付いた。
夫「出口で精算するから大丈夫だよ」
わたし「そっか~」
しかし、この駐車場はナンバーで管理するタイプで、事前精算が必要だった。
出口に精算機はなく、そのまま車の流れで店の外に出てしまうことに。
わたし「戻って精算した方がいいよ」
夫「え、戻るの?サービス券があるから料金は無料だったはずだよ」
わたし「あとで”未精算です”って、電話がかかってきたら面倒じゃん」
夫「このまま帰りたいんだけど…」
結局戻って精算したものの、夫は不機嫌モードに突入してしまった。
わたしは思った「(なんで不機嫌になるんだろう。すぐ戻って精算してハイ終わり!でよくない?)」
このすれ違いは、お互いの求めている”合理性の定義”が違ったことが原因だった可能性がある。
夫もわたしも「合理性」を求めていた
夫の言い分はこうだ。
「精算はできなかったけど、サービス券で無料になっているはず。
なら、その状態を信頼して予定通り帰ろう。」
→すでに処理されている前提を崩さない方が効率的、という考え方だ。
一方わたしは、
「精算機まですぐ戻れるし、もし後から請求が来たらその方が面倒だから戻ろう」
→いま確認できるならした方が、トータルコストは低いという考え方。
どちらも合理的な考えだけど、方向性が違う。
MBTIを通すと見えてくる「優先しやすいもの」
まずは、夫がISTJで、わたしはESTPの傾向にあると仮定してみよう。
同じ知覚機能(S)と判断機能(T)を持っているけど、注目したいのはその向きだ。
【ISTJ】
主機能:内向感覚”Si”…「いつもの流れ」「手順の記憶」
補助機能:外向思考”Te”…「最短ルート化」「手順通りに遂行」
【ESTP】
主機能:外向感覚”Se”…「いまここ」「実際はどうか」
補助機能:内向思考”Ti”…「整合性を確認」
外向の”S”は、自分の外にある現在の情報(リアルタイム)を優先するのに対して、
内向の”S”は、自分の中にある情報(ルーティン、経験)を優先する。
夫が「出口で精算できるはず」と思ったのは、そういうシステムの駐車場を利用した経験からだし、
「サービス券があるから精算はいらない」と思ったのも、当日の利用時間がサービスの時間内であることを把握していたからだ。
自分の中にある情報から判断している。
逆にわたしは「精算(チェックアウト)をせずに出庫した場合に、その時点で利用時間がストップするのか、精算するまで加算されてしまうのか」が気になった。
もし駐車場の出口に「サービス券を利用の場合は精算不要です」みたいな看板が出ていたら、納得して何も言わなかったと思う。
自分の目で見た外の情報から判断するからだ。
余談とまとめ
このエピソード、実は外界への接し方(J/P)の違いとして書こうと思っていた。
「家に帰るって決めたんだから、多少の問題が起きても帰ることを優先したい」って夫と、「帰る予定だったけど、途中で問題が起きたら対処してから帰ればいいじゃん」なわたし。
計画通りに進めたい人と、予定の変更に柔軟に対処する人って構図。
めちゃくちゃ「J/P」のイメージじゃない?
夫が不機嫌になったのも、「計画通りに進めたいのにルートを修正された」ことによるストレスもあるだろうし。
ただ、外界への接し方(=他人からその人がどう見えるかに近い)を語るには、主機能と補助機能がどう決まるかって部分まで必要かなと思っていて…。
きれいにまとめるのが苦手だから、それはまた別の機会に書こうかな。
それに、今回のすれ違いは「知覚機能の向きの違い」が大きいような気がする。
同じST型だから似てるのかと思いきや、実は方向性が真逆だったなんて。
※もちろん、わたしや夫のタイプはあくまで仮説の段階
こういう気付きって本当におもしろい。
