「話しかけても反応が薄い…」
「この人、わたしの話全然聞いてないな!?」

こんな場面に遭遇したことはないだろうか。
相手が十分な反応を返してくれないと、嫌われているんじゃないか不安になる。

けど、もしかしたら、内向タイプが応答モードじゃなかっただけの可能性もあるのでは?

内向タイプとは?

心のエネルギーを自分の内側で生み出す、バッテリー内蔵型タイプ。

例えば、INFPやISFPが主機能として持っている内向感情”Fi”は、「わたしはどう感じている?」と、心の中で自分の感情や価値観の確認をする傾向にある。

「今日〇〇さんに褒めてもらえて嬉しかったな」って思い出して、またハッピーな気持ちになったり…、こういう時にエネルギーが生まれる。
これが”内省”している状態。

他の内向タイプの主機能も見ていこう。

INTP、ISTP(主機能が内向思考”Ti”)…分析や構造理解
 →「これはどういう仕組み?」”Fi”が感情の整理なら、”Ti”は論理の整理

INFJ、INTJ(主機能が内向直感”Ni”)…意味やパターンの統合
 →「この先どうなる?」頭の中で未来予測やパターン認識をしている

ISFJ、ISTJ(主機能が内向感覚”Si”)…経験の照合
 →「これは過去とどう繋がる?」”Ni”が未来へ向かうなら、”Si”は過去との比較で理解を深める傾向にある

エネルギーの供給源を外に依存しがちな外向タイプから見たら、この内省システムはエコだなって思うのかもしれない。

反応が薄かった理由

わたしの夫は、一日の終わりに反応が薄くなる時がある。

夕食中は楽しくあれやこれやと話していたのに、わたしが離れてキッチンで皿を洗いながら話しかけると「うーん」とか「そっかー」とか、そっけない反応しか返ってこなくなる時がある。
入浴後のスキンケア中や、ストレッチ中もそんな感じだ。

もしかして、会話が一旦終了したのをきっかけに、応答モードから内省モードに切り替わったんじゃないだろうか。

内向タイプは内省モードに入っている時に急に話しかけられると、
「いま内側に潜っているので、少々お待ちください」みたいな状態になりやすい。

返事が短い、話が広がらない、反応が薄い…
つい「機嫌が悪いのかな?」と思ってしまいがちだけど、

内向型視点では、”ただいま脳内処理中”、”外部からの情報が多かったから少し休みたい”って状態なだけで、機嫌はいたって「普通」だったりする。

そっけない反応をしていた夫も、寝る前にはいつも通り、おやすみの挨拶をしてくれる。

外向型も内省するけど、反応が早い人が多い傾向にある。
もちろん切り替えの早い内向型もいるから、誰にでも当てはまるわけではないことを覚えておきたい。

まとめ

・内向タイプは心のエネルギーを自分の内側で生み出す傾向にある
・内省の特徴は主機能によって異なる
・反応が薄くても、本人的には「普通」だったりする


そっけない態度の夫に、最初こそ「全然話聞いてないじゃん」ってイライラしたけど、段々慣れていって、なんとなく「そういう時間なんだな」と思っていた。

MBTIを少しかじるようになってからは、「もしかして夫は内向タイプで、いまはエネルギーの充電中なのかもしれない」と、楽しく観察するようになった。

いまでは彼の内省タイム(仮)を「いつもお疲れ様、ありがとう」の気持ちで見守っている。