会話を遮る人だと思っていた友人が、実は違った話
わたし「最近このアニメにハマっててね、この声優さんの演技がすごくよくて…」
友達「あ、わたしその声優さん嫌い。なんでかっていうと…」
わたし「このゲーム楽しいよ!特にこのキャラが…」
友達「そのキャラ好きじゃない。顔がわたしの好みと違うんだよね…」
こんな感じで、しょっちゅう会話泥棒する友達がいる。
「わたしの近況」として楽しく話しているのに、否定から入って自分の話にすり替えられてしまうと、悪気がないのはわかっていてもモヤモヤしてしまう。
好みが合わないのは仕方ないけど、話くらいは最後まで聞いてほしい。
この子、ずっと自分の話ばかりしてるなぁ…そんな印象だった。
が、しかし。
これをMBTIの視点で考えてみると、もしかしたら彼女は会話泥棒していたのではなく、彼女なりに会話に”参加”していたのかもしれない。
INFPの「自分フィルター」
INFPは物事を主体的に受け取るのが得意なタイプだ。
「わたしはどう思うか」「わたしはどう感じるか」を大切にする。
主機能である「内向感情(Fi)」が
自分の価値観や体験を通して相手を理解しようとする傾向にあるからだ。
補助機能の「外向直感(Ne)」は、話題から話題へ、ひとつのテーマから連想して広げていく、そんな働きをする。
この機能に関しては以前、ENTP(仮)男性のことを書いた記事で詳しく説明しているので、興味のある方は合わせて読んでみてほしい。
INFPは、相手から受け取った情報を自分の価値観と照らし合わせて(Fi)、そこから話を外へ広げていく(Ne)傾向にある。
つまり、彼女が仮にINFP傾向にあるとしたら、彼女には「自分フィルター」が搭載されていて、このフィルターを通して返事をしていた可能性がある。
会話の定義が違った
盛り上がる会話ってなんだろう。
わたしは楽しく話している相手に対して、話をもっと詳しく聞かせてもらうために合いの手をよく使う。
「ふんふん、ほいでほいで」「で、どうなったんや?」
出っ歯の某司会者が思い浮かんだかもしれないが、これをマイルドにした感じのやつだ。
相手は気持ちよく話せるし、わたしもたくさん情報が得られて楽しい。
これが「今日はたくさん話せて楽しかった~!」になっているのだと思っていた。
でも、きっと彼女はわたしとは会話の楽しみ方が違うのだろう。
相手が話したことを自分フィルターに通して、自分が思ったことや感じたことを打ち返すスタイルだ。
思えば、彼女に「どう思う?」と聞いた時は、嬉々として話してくれた気がする。
これが彼女の会話の定義なのかもしれない。
いろんなINFPがいる
ここで注意したいのが、今回の話がINFP傾向にある人全員に当てはまることではない、という点だ。
MBTIの話全てに言えるけど、「この人のタイプの表れ方はこうなんだ」くらいのスタンスで読んでほしい。
同じINFPでも、心理機能が育って機能同士の連携が上手くなると、
いままでは「わたしは好きじゃない」「わたしはこうだった」で会話がストップしていたのが、
「わたしはそう思わなかったけど、あなたはそう感じたんだね」「それであなたはどうしたの?」といった感じになったりする。
補助機能である”Ne”が、相手への好奇心として働くようになるからだ。
さらに第三機能、第四機能…と心理機能が成熟していった結果、
全然INFPに見えないINFPに進化することもある。
まとめ:臨機応変な会話スタイル
今回、INFPにはもしかしたら「自分フィルター」が備わっていて、自分の気持ちを言葉にすることによって会話に参加している可能性があるとわかった。
今度この友達と話す時は、どうしようか。
彼女の気持ちをもっと出してもらうように積極的に意見を求めていくスタイルにするか、
「わたしはそれ嫌い」が出た瞬間、「いいや!わたしは好きなんだ!」とわたしも気持ちをぶつけていくスタイルにするか…笑
まぁ、後者は「価値観が否定された」って受け取られてしまうかもしれないから、F型っぽい相手にやるのは得策じゃないわね。
いずれにせよ、相手に合わせて会話のスタイルを変えるのは、持っていて損のないコミュニケーションスキルのひとつだ。
そのスキルがひとつ増えた、ということにしておこう。

